SNP（Single Nucleotide Polymorphism）は人間の塩基配列変異（塩基対の違い）の中で最も一般的です。SNPは人間の遺伝子型に1200万個以上存在し、個々の外見、肌の色、疾病感受性などの形質の差を表す最も重要な要因として知られています。病気に関連するSNPの違いを見つける研究で個人の病気予測、オーダーメード治療法などを開発しています。

遺伝子型（Genotype）は生物の形質を示す遺伝子の組み合わせを記号で表現したものです。
表現型（Phenotype）は遺伝子型の組み合わせの結果により表出する形質を指します。

上記のSNP（一塩基多型、遺伝的要素）で表現型に影響がない基本形（Reference allele）と、変異型（Alternative allele）を分かりやすく表現したものであり、変異型の場合、表現型に特定の違いを持つようになります。レポートではこの“危険要素”が発見された場合、色を変えて一目で分かるように表現しました。